わたしのBhakti
2009年 12月 02日
この前でずーっと座ってずーっと眺めていたい。
「宿っている」かのように思えるほど…。
さてさてBhakti(バクティ)について、ちょろっと説明すると…
神の対して献身と信愛するヨガのことを言います。
Bhaktiは、感情を捨て去るのではなくて、その感情を神への献身に変えて、心を浄化するものです。
その方法というのが、チャンティング(マントラ斉唱)やプージャ儀式、キルタンがそれにあたります。
なぜ私はインドではなく、アシュラムではなく、SFのセンターを今回選んだのか。
渡航に一番時間とお金がかからないから…というのも正直理由のひとつだったけれど
それよりも大きな理由だったのが、TTCの時のチャンティングの授業を担当していたのがここにいるスワミ パドマだったから。
そしてそのスワミジからキルタンで演奏するハルモニゥムの指導を直々に受けたかったからです。
これまで自己流でぶいぶい弾きまくっていたけど、本当に正しい弾き方なのか、自分の声のトーンとハルモニゥムのトーンとの合わせ方など、聞きたいことはたくさんありました。
しかしスワミジにどうやって直談判すべきか…。
スワミジは多忙な人なのでいきなりお願いして、時間作ってもらえるとは限りません。
勇気を振り絞り、ある日の夕食の時、スワミジにハルモニゥムの件を伝えてみました。
が、それから数日たってもスワミジから何の音沙汰もありません。沈。
まぁ、このまま帰国することになっても仕方ないかと諦め、こうなったらカルマヨガに専念しようと励んでいたところ…
「Lakshmi(←センターではこう呼ばれてました)今日のランチの後、時間はあるかい?
ハルモニゥムの指導をしたいんだがね。」
きたーーーーーーーー!!!
「イエス!!!! スワミジー!!!(目きらきら☆)」
ということで、奇跡的にハルモニゥムを触れる日がいよいよやってきたのでした。
と、その前にやはり何かを行う前に必ず祈りがあります。
祭壇の前にスワミジと二人で座り、芸術と知恵の神様でもあるサラスワティ神に向けてマントラを唱えます。
「Om Aim Saraswatyai Swaha」
そして静かに始まりました。
で、すみません。
ここから先の内容は、活字で表現できません。
またキルタンイベント行うので、その時にでもお話できたらと思います。
スワミジから指導してもらった後も、ひとりキルタンで思う存分浄化!!
ハルモニゥムの素朴な音の響きとマントラの響きは私にとってはお薬のようなものかな。
気づけば2時間ぐらい歌ってたみたい。笑
そしてもうひとつのBhaki、それは夜のチャンティング。
普段はスワミジとスタッフだけが、祭壇の前で順番に1人10分から20分、チャンティングを行い一日を締めくくります。
特別に今回、毎晩チャンティングに参加させてもらいました。
そのチャンティングというのが
「Om Namo Narayanaya」
これは平和に対するチャンティングで、宇宙の維持神であるヴィシュヌ神をさします。
こうやって色々な神様のマントラを口にするのは私にとっては新鮮で、全て平等に受け入れ、全てに敬意をもつことの大切さを学んだ気がします。
今日は神様だの献身だの、あやしい内容ばっかりでしたね。
が、本を読んだり、頭を使うようなもお勉強よりも、自分が経験者となり、無心になれるBhakti、やっぱり大好きだーーーーー!!
バンザーイ!!
(こんな軽い?締めくくり方でゴメンナサイな)
by miyuki_om
| 2009-12-02 10:31
| 【2009 Sanfrancisco】
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