太陽礼拝108回への軌跡
2010年 11月 22日
毎年紅葉が見れる私たち日本人でさえ、興奮するほどの美しさだったので、カリフォルニアから初来日されたVishnuprem先生は、もう子供のように(身長は2mという巨人ですが)大興奮でした!
先週末、太陽礼拝108回とマントラチャンティングリトリートがこの大自然に見守られながら、行われました。
このお二人がメイン講師です。
左側がVishnuprem先生。
本国の方では、3時間のWSが平気で2時間に延長してしまうという、話出したら止まらない、実は熱い先生。
というのも彼はスワミ・ヴィシュヌデヴァーナンダ師の愛弟子の1人でもあったので、彼がクラスをするとスワミジの魂が彼に入ったかのように、なるそうだからです。
右側が、パートナーのあけみさん。
チャンティングをしている時の彼女もまた、色々なエネルギーが彼女の中に降りてくるようです。
その時々によって、声の印象も変わるとか。
温かく、まさに「光」を放つような人。
2日間に渡るこのリトリートで「内なる光」に向かっていく方法をマントラや瞑想、太陽礼拝を通じてじっくりと行ったわけですが、今回の参加者のみなさんはヨガを始めたばかりの方から、TTCを卒業した方まで、レベルが様々。
難しいサンスクリット語の単語や哲学の話を交えての説明だったのにも関わらず、みんなひとつの方向を向いて、知ろうとしている、何か感じ取ろうとしている姿が、とても印象的でした。
特にチャンティングの時のみなさんの音の響き方で、私の場合は参加している方の気持や波動?がなんとなーくわかります。
緊張しているのか、退屈しているのか、気持よく歌っているのかってね。
今回は
「まだまだチャンティングしたい」
っていうのを私、キャッチしましたよ。むふふ~ん。
さて、実際はどうだったかな?
そして、これはアーサナクラスでの風景。
Vishnuprem先生のシヴァナンダクラスは、ベーシックなスタイルというより、彼のエッセンスを加えた内容で、自由さと楽しさあり!
クラスを受ける生徒さんの立場に久しぶりに戻ることができ、たくさん勉強させてもらいましたー。
お待ちかね精進料理!
Vishnuprem先生は鍋に入っていた「もち巾着」にえらく反応をしめし、それをドアップで写真にとって、
「モッチキンチャック」
って何度も練習してました。
(帰りのタクシーの中でも言ってた…)
さて。
準備段階となる色々なプログラムを受けて、最終的に太陽礼拝108回を2日目に行ったのですが、実は108回行う日本時間に合わせて、カリフォルニアの先生たちの生徒さんも同時刻に108回行ってくれるという、すごい企画になってました!
108回の太陽礼拝というのは、少人数ではなく
グループエネルギー
が、全てを動かしてくれます。
どんなに距離が離れていても、太陽礼拝のエネルギーというのは時空を超えて伝わるそうで、その証拠に、今回参加された全ての人が108回を成し遂げることができました!!
ヨガ経験が殆どない方がいた中で、本当にこれって、体力がどうのこうの、とかいうものではないと思うんです。
グループのエネルギーと、そして祈りが導いてくれたんですね。
「太陽礼拝はアーサナ(ラージャヨーガ)ではなく、バクティ(献身)ヨーガのひとつです。」
とおっしゃっていた事がとても印象的で、この太陽礼拝をマントラに合わせて行った事がより、そう感じる事に繋がりました。
それに浸っていると、涙が出そうになりました。
そして途中、友人の顔が思い浮かび、彼女に対してこの太陽礼拝を捧げようと思い、全ての動きが祈りへと変わっていき…
最後には、もはや自分の意識で体を動かしているのではない不思議な感覚へと変化しました。
108回終了のベルが大きく響いた後は、全てが弾けて、シャバアーサナに入った瞬間、自然と涙が溢れてました。
疲労感は全くなくて、逆に穏やかで…そして至福の中で体を休めることができました。
過去3回、108回行った事がありますが、やっぱりマントラに合わせて行うエネルギーのすごさに私は驚かされました。
いい意味でトランス状態…です。
次回はお二人に替わり、私自身がマントラを唱える役でやってみたいと、また新たな目標も!!
東京や福岡、愛知などの遠方から駆け付けてきてくれた方。
忙しいお仕事の中、スケジュールを調整してくれた方。
体調が万全ではない中でも、参加してくれた方。
ありがとう。
本当にありがとう。
らくしゅみーは、たくさんみんなからエネルギーを頂きました。
また会いましょう!
(ふふ。今日は太腿裏がしっかり筋肉痛です♥)
by miyuki_om
| 2010-11-22 21:14
| eventれぽーと
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