生きとし生けるものと。
2014年 03月 13日
生命力溢れる自然界と共に日々を過ごしております。
日本の皆さんは、そろそろ桜の花開く瞬間を心待ちにしている頃でしょうか。
突発的に起こる出来事や、お互いの存在を受け入れてる事が大切なバリでの生活。
先日も日中6時間ほど停電と断水が続き、「ニュピ(バリでは一年に一度、外出禁止、電気を使わず家の中で静かに過ごす日があり、この日は空港も閉鎖されます)」を一足先に経験した感じでした。
よく原因がわからないので、とにかくその事態を「しゃーないね」と受け入れなくてはいけないのですな。
そしてお互いの存在。
人同志というよりは、昆虫その他諸々の存在の方が重要な気がします。
蟻にもいろんな種類がいて、ドでかい蟻の姿をしながらも飛ぶことができちゃうやつや、目が回りそうな程素早い動きをする蟻たちとか...
その蟻たちが行列をつくって死骸を運んでいたり、ものすごい数で集合しようものなら、軽く鳥肌はたちますが、彼らも必死なのでしょうな。
そして南国には当たり前にいるヤモリ君たち。
赤ちゃんなんか、警戒感がないから近くに寄っても微動だにせず。
そんなヤモリ家族を私は驚かしたりして遊んでいたりするぐらいなので、ヤモリ諸君はね、かわいいもんですよ。
しかしながら、ヤモリのデカイバージョン、こちらでは「トッケイ」と呼びます。
(画像だと、ひかれるので載せませんが知りたい人はググってみてね)
このトッケイ。
ヤモリと違って鳴き方に特徴があって
「トッケイ トッケイ トッケイ トッ...ケイ...ト.......」
と自分の名前そのまま鳴いていて、しかも最後は力尽きたように、枯れた声で鳴くという。
この前、夜くつろいでいたところ、このトッケイの鳴き声が、部屋中に響いて一瞬固まりかけました。
鳴き声の大きさが半端なく、脳天突き抜ける感じ。
姿をみつけたはいいが、20㌢以上はあるあのヤモリの形をしたトッケイを追い払うことができず、最終的にはヘルプを呼びました。
ま、翌朝トッケイの大きな糞が嫌がらせのように洗面台に落ちていたけど。
あとはねずみ君。
衛生的に問題があるから、これはかなり曲者なんだけど。
これもある朝、事件発覚。
わざわざ食器の中に大量の糞とオシッコをされていて、テンション大下降。
住処にされそうになっていた冷蔵庫の裏からネズミを追い払い、毒入り団子をオーナーさんからいただき、その日からぱったり居なくなった模様。
でもさ、こんな事があっても南国バリは大好きなんだよね。
昔はうちの実家でもねずみと目があったり、蛇なんかも家の中に侵入してきたり、蟻や蜘蛛もいっぱい見かけたな。
いつも夏になると食卓にはハエ除けのドーム型のネットを置いていたけど、もうその必要もないぐらいハエを見かけなくなりました。
そういえば同じく暑いベトナムにいた時、寝返りうったら、そこにぎらぎらしたゴキブリが目の前にいた。
そう、同じ布団にしばし添い寝、なんて事もあったから結構鍛えられてはいるのですが。
こちらに長く住んでいる日本人のオーナー奥さんは、トッケイやねずみを追い払うとき
「きっと相手も、私たちにビビってるんでしょうね」
なんて、相手の生きもの気持ちを考えられる余裕があるには、脱帽しました。
そうだよね、そうだよね。
生きているからね。
でも、オシッコとか糞とか...
どっちかていうと辞めてほしいぞ!
こらぁ!!
という、読んでいてもあまり気持ちの良い内容じゃなくて、すみません!
そしてタイトルと内容に差があり、これもすみませんね。
by miyuki_om
| 2014-03-13 16:20
| Baliのにちじょう
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