不便であり贅沢
2012年 12月 25日
年末年始のUbudの街の喧騒(コケコッコー!の大合唱というのもちょっと本音)から逃れるべく、バリ島北東部のAmedという海沿いの村に移動してきました。
ダイビングスポットで有名らしく、海の透明度は抜群なようです。
サーフィンができるような高い波ではないので、波の音が荒々しくなくて、心地良い!
しかも白浜ではなく、黒浜ということもあってか、観光客がほんとに少ない、ここ。
ま、我々二人は「観光」しに来ているわけではないのですが。笑
カフェや食料品店なんかは、ずいぶんと離れているので、気楽にぶらっと行けるような場所ではありません。
お米やパン、野菜や果物、水に
トイレットペーパーなどを買い込んで、まるで無人島に行くかのよな意気込みでやって来たわけです。笑
Ubudと比べてここは暑いけど、窓を開けたその先には、どこまでも続く海が目の前に広がっているからか、呼吸がしやすい。
実はUbudで呼吸法をやっていても、奥深くまで入らず、表面的な呼吸しかできなかった...
ここに来る前の数日は、明らかプラーナ不足だった気がする。
プラーナが満ち満ちしてると、シャラバアーサナ(バッタのポーズ)で軽く脚が上がるのに、鉛のように重く...
私にとってプラーナのバロメーターの一つは、このシャラバアーサナだったりするのだ。
そしてね、ここはキラキラで粒々としたプラーナがすぐに見える。
と、ここまで説明すると楽園のような場所に来ているのと同然なんだけど。
アジアだけに、諸々の問題があるのは付きものです。
初日にまず、バスルームでねずみちゃんとこんにちは!
ねずみちゃんにハラハラしながらシャワー浴びるも、お湯が出なーい。
(実は蛇口を左方向ではなく、右に回せば、お湯がでたのです。
固定観念は怖いぜ!ってことですね!)
そして翌朝、ねずみちゃんとのご対面がないことを祈りつ、バスルームにトイレに行くも、次は水が出なーい。
キッチンも洗面所も一滴も出なーい。
もう諦めて、海から昇る朝日を眺め、贅沢やなぁと、おもふ。
Ubudでは見れなかった朝日。
朝マンゴーを食べてたら、ハエが口の中に入って来そうなぐらいの数が寄ってきたけど。
食べ終わって、波の音を聞きながら、
本を読み。
本から視線をちょっと外しただけで、青い蒼い海が視界に入る、この贅沢。
便利で、清潔で、何も不自由なことがないところに慣れ過ぎてはいけないのですね。
イラッ!としたりする出来事を、波の音は流してくれるのでありました。
その時々で海を眺めると、リセットできる感じですかね。
不便でいて、それ以上に贅沢。
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hana
at 2012-12-27 21:01
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miyukiさ~ん♡ お久しぶりです!hanaです^^ バリでのblog、いつもほんとに興味深く読ませていただいています♪ キラキラ粒々のプラーナ!!ステキですね♡ こちらでは今日、朝つもった雪のキラキラが見えましたよ~寒いっ>< 外国の生活を拝見していると逆に日本のことを客観的に見られますね!便利さを当たり前とせず、miyukiさんが味わってはる贅沢さを私もここ日本で探してみよー♪と思います^^ 今年もあと残りわずか!よいお年をお迎えくださいね♪
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miyuki_om at 2013-01-13 14:51
hanaちゃーん!これから、ぎゅうー!っと寒さが厳しくなる時期になるね。
なんだか今は無人島にでもいる気分で生活してます。
でもそろそろ、飽きてきちゃった。笑
現代人だなぁ、としみじみ思うのであります。じゃ、またね!
なんだか今は無人島にでもいる気分で生活してます。
でもそろそろ、飽きてきちゃった。笑
現代人だなぁ、としみじみ思うのであります。じゃ、またね!
by miyuki_om
| 2012-12-25 17:51
| Baliのにちじょう
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Comments(2)