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「好き」に囲まれること

もうそろそろ、バリの雨季も終わりがやってきそうな気配。

さみしいんだよね、実は。

珍しくこの前は丸一日しとしと降っていたけれど、基本こちらの雨期とはザザーっと降って、あとは知らん顔している空。
それが雨季の空模様。

洗濯物が自然に完全に乾くのに2日はかかるし。

いろんな物にカビもはえるし。

蚊も多いわけだけど。

もうわたしには、そんなこと慣れっこで、今や乾季よりも雨期派。

喉も常に潤っているし、唄いやすい。

肌もしっとりで、骨や筋肉にまで水分が届いているのか、アーサナやるにも伸び幅が違う。

木々たちの緑がはっきりとしていているところも、大好きだなぁ。

葉っぱに雨雫がついているのを見ては
「色っぽいね」
なんて思ってしまう。


結局は、こういうところに惹かれて、そこに身を置きたいなと思い、毎年バリにやってきているんだけど。
バリに限らず、「好き」を集めて選択していたら、今の生活スタイルができてしまったわけです。

毎日が(小さく)楽しいぞ。



この間、友人と

「身の回りにある物を、全部自分のお気に入りとか、好きなものだけにして生活したら、毎日...いや全ての瞬間瞬間、うきうきしていられるよね。」

という話しに辿りつきました。


わたしは旅も含め、移動することが多いから、荷物を最小限に減らすことを優先するタイプ。

だから、いつも旅先で着古した服やタオル、靴なんかを捨てて帰ることが多くて。

お気に入りのふかふかオーガニックコットンのタオルなんかを持っていくなんて発想もないから、すぐに糸がほつれてきたり、ごわごわしたタオルで過ごすのって、よく考えると、悲しいのであるよ。

捨ててもいいと決められた服を着るのって、わくわくしないし、少しぐらい汚れてもいいわぃ、ってなって気持ちや行動が雑になるってことなんだよね。

例えば服に一番手(特別なとき。勝負的な?時)、二番手(普段の外出)、三番手(部屋着)と決めてしまうと、絶対的に一番手の登場回数が少ないはず。

物が多い人って、ここに原因がある気がするんだけど。
違う?

だから、勝負着、部屋着、というカテゴリーを作らないようにしてます。



話しは戻って、身の回りの物を「好き」だけにしてみるってこと以外にも、

好きな人たち

好きなお仕事

好きな会話、言葉

それを選んでいるのはすべて自分。

そして、恥ずかしがらずに自分も好きだよ、って思ってあげること。

苦手なものや嫌いなものがあるのなら、その背景に何か見返り(=自分はそれが好き)を期待しているからなんだと思います。


と、雨音を聞きながら、まわりを見渡してみて、あらためて思う。

今ここにいる幸せを。


「好き」に囲まれること_e0184598_18145248.jpg
この子。
最近の「好き」に仲間入り。

by miyuki_om | 2015-03-14 18:14 | Baliのにちじょう | Trackback | Comments(0)

フラワーエッセンス花療法家。花を編むひと。唄うたい。時々ヨガのガイドも。 Based in Kagawa


by miyuki_om