呼吸する音楽
2015年 07月 07日
上質な音楽Liveに浸ってきました。
Liveのタイトルは
『呼吸する音楽』
シルクのように滑らかで、空気を包み込むような声をもつLilyさん
そしてその声にそっと寄り添うタンプーラ。
細胞までもが、ぞくぞくと震えてしまうNaotoさんのタブラ。
インド・ラジャスターン地方のダブルフルート、アルゴザ。
そして19個のクリスタルボウルを操り、倍音の世界へいざなってくれた直之さん。
3人が奏でてくれた、呼吸する音楽。
久々に受け身となり、委ねられる時間を過ごしました。
彼等の音楽が素晴らしいと思ったのは、古典インド音楽にとどまらず、インド楽器を使いつつも、ビートルズの曲や日本語の唄をミックスしていたところ。
国境なく、融合された曲たち。
こうあらねばならない
という、頑なに固定されたものは、わたしにとって少し息苦しさを感じるのだけれど、奏でる人が柔軟であれば、聴いていても、呼吸がゆっくりできて心地よろし。
わたし自身もキールタンで唄う曲は、土の香りが漂うような、インドの旋律から、少し水分を含んだ風のようなメロディラインへと唄う曲が変わってきました。
そういえば、Liveの3人共に着ていた服がインドインドしていないのも、好きでした。笑
(いえ、インドは好きなんだけどもね。)
呼吸する音楽
というのは、聞いたときにどこにも違和感がなく、そして自分の外側と内側の境もなく、すーっと入ってくる呼吸のようなもの。
そしてまた、音楽そのもの自体、生命の源のようなエネルギーがあること。
そんな美しい音楽を、身近で聴くことができ、よき時間でした。
ありがとう!
by miyuki_om
| 2015-07-07 15:03
| あんなこと
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