障害から受けとった愛のはなし
2017年 10月 24日
信じられない。
キールタン当日に、全く声が出ない。
参加者は40人もいるのに。
しかも台風接近しているなか、雨に打たれながら来てくれる人ばかり。
数日前から喉の痛みを引きずりながら、東京でのWSを2本、その間に個人レッスンを終え、なんとか乗り越えてきたものの、最終日の大仕事になんてこと!
朝から西洋医学の力を借りて薬をのんでみたり、はたまた龍角散を飲んでみたり、そしてマヌカハニー舐めてみたり。
喉元に、クリスタルの石をあててみたり。
もちろん、大いなる存在にもずっとお祈りしていました。
そして、イベントが始まる前から、キールタン仲間から喉のスプレーやのど飴、経絡の背術、そしてたくさんのハグを受けました。
だけど、状況は変わらず、もうこんなことなら唄わない方がいいのではないかと直前まで思い悩んでいました。
そして。
自分の出番となり、みんなの前に座ったとき。
なんだか力がほどけたです。
それは、今まで感じていた喉の障害が、障害とは思えない何かに変容しているエネルギーを感じました。
とてもじゃないけど、唄う、という感じでもないこの事態のなか、みんなわたしに向けて「大丈夫だよ」と言ってくれているような声と表情で唄ってくれたのです。
もう、そこには愛だけが溢れていました。
みんなの前であんなに泣きながら唄ったのは、初めて。
それは、「不本意なこの声に本当にごめんなさい」という涙から、みんなの愛の声に感動した涙に変わっていきました。
みんな、愛がただ漏れやん!ってね。
自分が障害だと思っていたこの事態を、もうどうにもならないなら、おまかせするしかないという意識に変えると、そこにはたくさんの愛が充ち満ちていて、会場全体が弾けそうなほどのバイブレーション。
もう自分史上最悪の声だったのに、自分史上最高のキールタンになったことは、間違いないです。
いつもは、当日に唄う曲をあらかじめ決めるのだけど、なぜか今回のイベントでは、1週間前になっても、当日になっても、そして本番ギリギリになっても曲がなかなか浮かばなかったのです。
そうかそうか。
なんだか、もうこういう状況になることは、決まっていたってことなんだね、宇宙は。
なんて、素晴らしい計らいをわたしに体現させてくれたのでしょう。
時として、進んでゆく道にあえて障害を落とされることがあります。
だけどその障害に自力で何かしようとすればするほど、心は揺れて悪化してしまう。
だから、勇気を出しておまかせしてみること。
そうしたら、いかに自分がまわりから、そして宇宙から祝福されているかということに気づかせてくれるのです。
あの場に居合わせて、わたしを愛の声で包んでくれたひとりひとりに、
ありがとう。
ほんとにほんとに、ありがとう。
最近はイベントやWS開催を通じて感じたことなど、ここではあまりシェアしていませんでした。
だって、言葉って限界があるし、その場に居た人たちにしか、そのときのエネルギーってわからないものだから。
だけど、今回の経験によって、確実にわたしの魂が共鳴したこと、これから先障害がやってきたときの自分の在り方についてシェアしたかったので、あえて言葉に残そうと思いました。
だからね、何度も言うけど、「唄う」という行為は人生において、何物にも変えがたい神さまからのギフト。
みんな、もっともっと唄う場に飛び込んでみようね。
(※写真は当日参加された方からお借りしました)
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満席となりました
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by miyuki_om
| 2017-10-24 12:15
| eventれぽーと
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