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200% PURE NEWZEALAND

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” ここグレノーキーが、トンネルができることによる恐怖を味わうことがありませんように。

そして、山々が若々しくいられることの意味を、思い出させてくれますように。 ”

これは、グレノーキーに行ったとき、小学校の柵に飾られていたサイン。

今回、約2週間に渡ってNZに滞在してみて感じた、NZの人たちの環境への在り方が、とても印象に残りました。

地球の美しい場所を、この足で歩きたい!という気持ちでこの地を選んだのだけど、その背景にはなぜその美しさが今もなお保たれているのかが、いろいろな場面で教えてくれることが多かったです。

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ファーマーズマーケットにあった、マグカップをリサイクルしてコーヒーを飲もう!っていうエコ活動。

素敵!
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待機電力を防ぐために、コンセントについているスイッチは、どこでも標準装備。

最近のことじゃなく、もうずーっと昔から、このタイプみたいです。

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ゴミの分別に関しては、???ってところがあって・・・

ペットボトル、瓶、缶、と一緒に紙類が同じリサイクル用のゴミ箱に入れてOKらしい。

新聞や雑誌、パッケージの箱限定だと思うのだけど、日本人からすると、大丈夫かな?って思っちゃう。

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これはグレノーキー周辺の水の使い方をボードで書いています。

水が豊かなNZ。

豊かだけにその資源を大切に使っています。

できるだけ雨水を生活用水として使い、さらに使ったその水を浄化。

その後は土や植物たちへと循環するサイクル。

その水の種類を「Black water」や「Gray water」と呼び方を変えている点も、わかりやすい!


これとは別に、22年前にNZにホームスティしていた時のカルチャーショックが、お皿の洗い方でした。

それは『食器を洗った泡を洗い流さない』ということ。

これこそ、え?え?えーーーー!!!

って思うよね。どうするかというと・・・・

シンクに洗剤を入れて、お湯を張って、その中に使い終わったお皿をつけて洗います。

はい、ここまでは、わかりますとも。

そのあとは、泡をざっざっと切って、乾かすか、クロスでふき取る、という流れ。

洗剤が口に入る・・・と、わなわなしながら、「郷に入っては郷に従え」と何度も頭に叩き込み、滞在中はそうしてましたが、最後の最後までそれには慣れることはなかったです・・・。

NZの人によると、なぜそうするのかと聞かれても、みんな前からそうしてるから・・・と答えるらしいです。

そうか、文化の一つとして受け入れると・・・・

いや、いやできへんやろー!!(本音)

ただね、節水にはなるので、その点だけ認めてあげようと思うのです。衛生面は別として。

アメリカやハワイで一軒家を借りて滞在した時は、必ず食洗機がついていました。

でも、NZではその洗い方だとすると、食洗機がついている家庭が少ないのではと思ったり。

今回のお家には、やっぱり食洗機はついていなかったし。

とはいえ、カフェやレストランで、NZ式の食器の洗い方をしているかもしれないので、無理無理!っと自分で思っていても、そこは回避できないってことで。

そのカップでフラットホワイトを「おいしい♡」って飲んでいたら、知らぬは仏、というものです。


そして、ホームスティ時代、もう一つホストマザーに言われていたことが

「お風呂の時間は20分以内で終わらせてね」

ってことでした。

その当時はお風呂にどれくらい入っているなんて、気にかけたことがなかったから、とにかくスピーディにちゃっちゃと入るようにしてました。

それぐらい、みんながお水に気をつかっているということ。

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この場所が、何世代にも渡って生き続け、空と大地の天国をずっと保つことができますように。

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ここの住む人や旅行者のみんなが、この豊かさに感謝して、守ることができますように。


NZでトラックを歩いていると、必ず遭遇する、これ。
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す、すみません、うさぎちゃんの糞です。

こんなものを写真に撮るには訳があります。
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羊だけじゃなく、野うさぎ王国でもあったか、、、

うさぎちゃんの糞の多さにびっくりするのだけど、穴の巣もたくさん見つけることができます。

ここからは昔からの流れを説明したいと思います。

ヨーロッパ人が船でNZに来るようになった時に、ネズミが一緒に入り込んできた。
ヨーローッパ人がそのネズミを狩猟するため、うさぎを連れ込んできた。
うさぎの繁殖能力が高いため、うさぎが増えすぎた。
うさぎ退治に、今度はイタチを連れ込んできた。
イタチは鳥の雛や卵を食べてしまうため、野鳥生態系が脅かされる。
イタチを捕獲するためのトラップを設置するようになる。
 
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で、歩いていると、このトラップもいくつか遭遇します。

中には卵が置いてありました。

最初見つけた時は、うさぎ用かな?と思っていたのだけど、そうじゃない歴史があったわけですね。


2050年までに外来種を根絶するとNZ政府の発表があったそうです。

外来種をなくすためには、薬の散布があったりと、他へのダメージが懸念されるので、完全に元の生態系に戻るには、相当な年月がかかると思います。

だけど、政府が発表するということは、NZの自然環境を維持することの価値がどれほど高いかが伺えます。


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" 在来種が守られ、自然が手づかずのまま永遠に残りますように。 "

この絵と言葉には、そういった想いがあったんだなぁって。

ニュージーランドという国は、自然環境に配慮するために、小さな頃から学校や家庭で自然に教わってきたんだろうなぁと思います。

無理強いしている感もなく、ほんとにさらっと当たり前のようにみんなが思っている感が伝わってきます。


入国の時は、持ち込み禁止のモノが多くて、チェックが厳しいなぁと多少げんなりしたけど。

実際にここで生きている自然や暮らしている人たちが、何を尊重しているかを感じとると、とても理解できます。

外敵から生態系を守ること。

在来種を大切にすることが、のびのびと自然たちが生きて行くうえでは、必要なんだと。

だって、どこかここの自然たちは健やかで、穏やかに感じのだから。

街中にある木や花でさえ。


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これまでのNZブログを読んでみたい方はこちらをのぞいてね。


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◉セミプライベートヨガクラス 高松@yoga house Leela
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◉4/9(火) 高松 @ yoga house Leela
「春のレイメイキング -Grace of Spring ! -」
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◉4/14(日) 高松 @ yoga house Leela
「世界を癒す13人のおばあちゃん上映会&アースソング・シェアリングサークル」
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◉4/19(金) 京都 @ aima
「 Earth Song 〜祈りとともに〜 」
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◉4/20(土) 京都 @ space malama
「HEAL 鑑賞会 & EFTタッピングセラピー・シェアリングサークル
※詳細お問合せください。残席わずかです。

◉4/21(日) 京都@ space malama
「 Lei making & Singing and more! 」
※詳細はこちら

◉5/3(祝金) 高松@ yoga house Leela
「 HEAL 鑑賞会 & EFTタッピングセラピー・シェアリングサークル」
※詳細お問合せください

◉5/18(土)、19(日) 滋賀@Yoga space mukta
「めぐりあい∞みなかぞく 〜muktaのはじまり〜」

◉6/7(金) 千葉@OWL
「唄とハルモニゥム個人セッション」

◉6/8(土) 千葉@検見川浜スペース
「季節を編む・レイメイキング」

◉6/21(金) 総社@吉備路アリーナ
「ヨガムドラ 岡山」

◉10月上旬予定 5泊7日
カウアイ島リトリート〜花とうた〜


by miyuki_om | 2019-04-07 07:40 | 【2019 N.Z 】 | Trackback | Comments(0)

フラワーエッセンス花療法家。花を編むひと。唄うたい。時々ヨガのガイドも。 Based in Kagawa


by miyuki_om